啄木鳥探偵處｜アニメ1話の感想とネタバレ！自由奔放すぎる石川啄木

ぴよ

歴史上有名な「石川啄木」が登場するんでしょう？

るり

そうそう、石川啄木が探偵をやるみたいよ。

今回は「啄木鳥探偵處」アニメ第1話のあらすじと感想をお届けします。

この記事で啄木鳥探偵處｜アニメ1話の感想とネタバレ！自由奔放すぎる石川啄木」と題して「啄木鳥探偵處」のアニメ第1話の感想とネタバレについてご紹介してます。

1 啄木鳥探偵處｜アニメ1話のあらすじネタバレ
2 啄木鳥探偵處｜アニメ1話の感想
3 まとめ

啄木鳥探偵處｜アニメ1話のあらすじネタバレ

啄木鳥探偵處　アニメ　1話　感想　ネタバレ — 引用）https://kimikoe.com/

第1首「こころよい仕事」のあらすじ

金田一京助は文学の世界から離れられない自分を未練がましいと話す。

それに比べて石川啄木は掛け値なしの才能があるからこれからも応援させてほしいと申し出る。

石川は金田一にありがとうと礼を言うのだった。

同郷のよしみ

金田一と石川は夜の町を歩いていた。

出会い茶屋の立ち並ぶ界隈。

人目を忍んであいびきを重ねる男女が利用する店だらけ。

そのときある店から飛び出してきた男。

金田一が止めるのも聞かず石川は店の中に入り込んで一つ一つふすまを開けていく。

そしてある一つの部屋で人が殺されていた。

訪れた警察から怪しまれながらも平然と落ち着き払っている石川。

濡れ衣を着せられそうになってあわてふためく金田一。

石川の推理

石川は刑事を前に推理を披露する。

刑事はうるさそうに、もうじゃまだから消えろと二人を追い払う。

石川の推理に感銘を受ける金田一。

探偵がもうかるという話をするのだった。

事件の真相

翌朝、新聞に石川が推理した通りのいきさつが載っていた。

推理どおりの展開に興奮する金田一助だったが、石川は平然としていた。

先輩の野村胡堂と悪友の吉井勇と一緒に飲みながら、事件の話になる。

痴情のもつれではなく、口封じで殺されたかもしれないということと、持ち去られた手紙にはどくろの形に血がべっとりついていたと知って石川はいきなり席を立った。

側のテーブルに座っていた人物に声をかける。

事件の推理

金田一だけでなく、先日の事件のときに捜査していた警察官、そして陸軍軍医総監の森林太郎先生（森鴎外）を集めた石川は事件について語る。

森鴎外は石川の詩人仲間だという。

事件の犯人とされた荒川家オグリの邸宅で推理を始める石川。

事件現場に残された血の形状から告発状にどくろの形でべっとり血がつくのはありえないと言い、誰かが犯人に仕立てるために仕組んだものだというのだ。

もしも仕組まれてあらかじめ用意されていた告発状だとしたら、本物のありかはどこだと尋ねる鴎外。

オグリの書斎でしょうと答える石川。

石川の推理どおりの場所に話した通りの形で燃え残りが発見された。

石川の歌

帰り道金田一が石川を賞賛すると、あれは自分が仕掛けたものだと白状する。

犯人がそんな証拠になるようなものを残すわけがないと平然と話す。

石頭の警察を納得させるために証拠を作ったという。

石川が何気なく詠んだ歌に金田一は感動して君は天才だと言うと、石川は今の歌は自分が詠んだものではなく、あなたとの友情が詠ませたものだと答える。

金田一は言葉を失い、そののち、生の付くものでも食べて帰ろうと明るく言った。

家賃滞納

翌朝荷物をまとめている石川を見て驚く金田一。

下宿の家賃を滞納して追い出されるのだとご飯などの用意をしてくれるかよちゃんが言う。

先日渡したお金の使い道をたずねると、友人への返済に充ててしまったと答える石川。

ちょっと待っててくださいと勢いよく部屋を飛び出した金田一。

その間に最後の晩餐ならぬ最後の朝餉（あさげ）をゆったり食べる石川。

息を切らして戻ってきた金田一はへそくりがあったとお金を石川に渡す。

何かを思い至って石川が金田一の部屋に走っていくと、本棚にあった本がすべて売られていた。

後から部屋に入ってきた金田一はてれかくしをするように文学への未練を断ち切ろうとしたと話す。

石川は涙を流して金田一に言う。

「僕は死んだらあなたを守りますよ」と。

探偵と歌人

探偵と歌人は似ているという石川。

感性を研ぎ澄ませているものだと結論付ける。

石川は「啄木鳥探偵處」の看板を掲げるのだった。