
明るい話が多かった「フルーツバスケット」ですが、今回はちょっと重めの雰囲気の話になります。
「フルーツバスケット」アニメの第7話のあらすじと感想をお届けします。
草摩家で幸せを感じて、友達との絆も深めた本田透。
しかし、その笑顔を壊してしまうほどの出来事が待っていたなんて・・・・・。
この記事では「フルーツバスケット|アニメ7話の感想とネタバレ!羽鳥の哀しみ!」と題して「フルーツバスケット」のアニメ第7話の感想とネタバレについてご紹介していきます。
目次
フルーツバスケット|アニメ7話のあらすじネタバレ
フルーツバスケット 7話#フルーツバスケット
羽鳥の過去が重すぎる…。しかもそれを感情を失くしたように淡々と話してるのが余計につらい😭
呪いってなんなんだろう。慊人がそこまで反対した理由が気になる。いつか透が慊人に会った時に佳菜と同じことが起きませんように🙏 pic.twitter.com/fTDRafEPBk— ぷらむ (@plum_osaka) May 18, 2019
羽鳥からかかってきた電話は由希や夾に知られないように一人で草摩家に来るようにという内容だった。
第7話「春になりますね」のあらすじ
透がまた家を飛び出したと朝からあわてる夾。
透くんなら友達の家に行くとでかけてますよと紫呉。
由希にからかわれてはっきり言って行かないあいつが悪いとムキになる夾だった。
草摩家への訪問
草摩家の門の前で大きい家に圧倒されている本田透がいた。
草摩羽鳥の指示で由希や夾には内緒でここまで来た透。
いきなり門の上から声がして羽鳥紅葉(もみじ)が透の名前を呼んだ。
驚く透の目の前で門が開き紅葉が案内してくれる。
あまりの緊張に羽鳥のところについた時には緊張疲れで息切れを起こす透だった。
羽鳥と紅葉との会話
羽鳥の机には女性の写真が飾ってあった。
羽鳥に仕事のことを尋ねると、ほとんどが草摩の一族を診るだけでその半分が慊人(あきと)を診ることだという。
今日はお正月の準備でみんな忙しいと紅葉が教えてくれる。
草摩家には中の人と外の人がいて、十二支の秘密を知っているのは中の人だけだという。
羽鳥は草摩家の秘密を知っているのは一族、それもほんのわずかな人だけなのに君のような外部の赤の他人が知っているのが変だという。
通常は隠蔽されるべきことなのに、慊人がその指示を出さないのがおかしいと羽鳥が疑問を持っている。
羽鳥の質問
羽鳥は透に、紫呉の家は楽しいか?とたずねる。
楽しいと答える透。
しかし羽鳥は草摩家を出ていくことを勧める。
草摩家は奇怪で陰湿で呪われているし、慊人は君を利用しようとしている。
そう言っていったん席を立った。
紅葉が話す羽鳥のこと
羽鳥には婚約者がいたが、それを慊人が怒ってそのときに羽鳥の目をケガさせた。
でも羽鳥は慊人を責めなかった。
その代わり羽鳥の恋人である佳菜が自分のせいで羽鳥がけがしたのだと自分自身を責めた。
そして佳菜は心を病んでしまった。
その苦しみから助け出そうとして羽鳥は今までの佳菜との幸せな想いでもすべて佳菜の記憶から消してしまった。
涙を流しながら・・・・・。
そうして佳菜は羽鳥のもとから去っていったのだ。
悲しむ透。
紅葉は続ける。
羽鳥(ハリー)はそんなふうに悲しむ人をもう作りたくないんだよと。
透の気持ち
泣き出す透。
あわてる紅葉。
自分のせいで泣かしてしまったのかと心配する。
でも透は違うという。
羽鳥さんが優しすぎるからと答える。
そして自分が利用されていても関わらなければよかったなんて後悔だけは絶対しません。と言い切る。
今の私がいるのは草摩くんたちのおかげ。
紅葉は僕と会えてうれしい?と不安げにたずねる。
もちろんですと笑顔で答える。
紫呉の登場
そこにあらわれたのが紫呉だった。
透くんを利用なんてしていませんよとおどけて言う。
羽鳥の言い方が悪いという。
正月の用意を見にきたのだという。
羽鳥から約束のものとカメラを渡される。
透に電話をしたとき誰にも言わずに来たら渡すつもりだったことを話したよね?と羽鳥に問いかけられてまったく違うニュアンスだったと透はびっくりする。
透が羽鳥は何年なのですか?と尋ねたが言葉をにごされた。
バラそうとした紫呉は羽鳥にすごまれ、おどされて口をつぐんだ。
羽鳥は今日は泣かせてばかりだった。
すまなかったとわびた。
羽鳥と透
羽鳥と一緒に歩く透。
足元に気を付けるよう注意された瞬間石段から足を踏み出した透。
助けようと羽鳥が透の身体を受け止めた瞬間羽鳥は変身してしまった。
そうタツノオトシゴに。
羽鳥は辰年だったのだ。
転んでからハッと気づいた瞬間羽鳥がタツノオトシゴに姿を変えたのを知った透は驚くと同時にどうしていいかわからず洋服にくるんで走り出した。
その腕の中で羽鳥は本田透の反応が昔の彼女佳菜とおんなじ反応だなと回想していた。
羽鳥の記憶
彼女、草摩佳菜(そうまかな)は羽鳥のもとへ助手としてやってきたのが初対面だった。
マイペースの佳菜は羽鳥の話もそこそこに外の雪に目を奪われていた。
そして思い出したように羽鳥に質問してきた。
「雪が溶けたら何になりますか?」
羽鳥は水になるに決まっていると答えたら佳菜はブッブーっといったあとに
「春になるんですよ」
と笑顔で答えた。
そして春が一番好きだとも。
それからふたりはつきあうようになり幸せな日々を過ごした。
そんな幸せななか、羽鳥の秘密がバレて、そのときに佳菜も今の透のような反応であわてふためきお風呂のお湯に放り入れたのだ。
元に戻った羽鳥は本物のタツノオトシゴをお湯に入れると死んでしまうぞと言った。
それで佳菜は羽鳥が抱きしめてくれない理由がわかったという。
佳菜は羽鳥と会えて幸せ、羽鳥と一緒にいたいと言った。
その言葉に涙の止まらない羽鳥。
2か月間は幸せな日々が続いた。
慊人の激昂
二人の結婚の許しをもらいに慊人のもとへ行った日、慊人は凄まじい怒りとともに二人をののしり、佳菜の髪をつかんで引っ張った。
そして佳菜をつきとばし
「お前なんか、お前なんかいらない・・・・・呪いも解けないくせに」
とののしり続けた。
とっさにその場にいた紫呉も止めようとしたが、今度は羽鳥も慊人に突き飛ばされ鏡の破片で目をケガし、片目から出血が続いた。
慊人は追いかぶせるように
「羽鳥の目が見えなくなったらお前のせいだからな」
と佳菜にたたきつけるようにいった。
羽鳥と佳菜の悲しい別れ
その後どんどん心を病んでいった佳菜。
何をしても泣き崩れるだけ。
そんなときに慊人が羽鳥にささやく。
こんなときこそ君の隠蔽術が役に立つ、彼女を苦しめているのは君への愛情。
彼女を救えるのは君だけだと。
彼女も本当は忘れたいと願っているはずだという。
佳菜は出会わなければよかったねと最後に言ってその後あやまる。
「ごめんね、守ってあげられなくて、ごめんね。羽鳥・・・・・」
そのときに羽鳥は佳菜の記憶を消した。
佳菜にもう苦しむことはないよ、ありがとうと言葉を残す。
そして自分が一生溶けない雪に囲まれて死んでいったとしても彼女だけは今度こそ幸せになれる誰かと出会えますように・・・・・どうか、どうかと神様に祈るのだった。
透の答え
羽鳥の意識の遠くのほうで自分の名前を呼ぶ声が聞こえる。
「羽鳥さん、羽鳥さん」
呼んでいるのは透だった。
目を開けると透がいた。
自分の十二支を見られたことにため息をつく羽鳥。
靴を取りに行ってきますと透がその場から走り去る。
ひとりベンチに座っていた羽鳥に女性の話す声が聞こえてくる。
3人の女性のうちのひとりは佳菜だった。
2年ぶりに見た彼女の姿だった。
話の内容から佳菜の結婚が決まったらしかった。
雪が降り始めた。
はしゃぐ透。
羽鳥は透に質問する。
「雪が溶けたら何になると思う?」
透は笑顔で答える
「春になります」
と。
門のところまで着くと紫呉と出会う。
羽鳥と別れてしぐれは帰ろうという。
そのとき、車が通りすぎた。
その中には慊人がいた。
突然真顔になった透は紫呉に呪いとはなんですか?とたずねたが、今はまだ答えられなくてごめんね。と紫呉。
家に帰ると由希と夾がこたつで眠りこけていた。
かわいい寝顔に微笑む透だった。
フルーツバスケット|アニメ7話の感想
【フルーツバスケット 7話】
大切な人との記憶!?楽しい日々から悲しい結末へ… 同じようにそれを透に辿って欲しくないと思うはとりの不器用な伝え方。「雪が溶けたら何になるか?」その答えに温かさを感じる… 今ある日々を大切に、そして皆んなに春が来ますように… #フルバ pic.twitter.com/l7BgQmhVZH— ルミア❄️@もちょ (@takumystery1107) May 21, 2019
かなり重~いお話しでしたね。
厳しくて怖そうだった羽鳥がちょっととんちんかんな言い方しかできなかっただけだということ。
羽鳥には結婚を誓った恋人がいて呪いのせいで別れてしまったこと。
草摩家の呪いに慊人の存在が大きく関わっていること。
いつも明るく笑っている透が何度も泣いたお話しでしたね。
あまりの切ないお話しで、私も悲しくなってしまいました。
まとめ
今回は「フルーツバスケット|アニメ7話の感想とネタバレ!羽鳥の哀しみ!」と題して「フルーツバスケット」のアニメ第7話の感想とネタバレについてお届けしました。
自分の愛する人と自分との幸せな想いでの記憶を自分の手で消さなければならなかった草摩羽鳥は実はとても優しい人だったようです。
いつもにこにこして動じない紫呉もすごく重要な位置にいるような気がします。
今後が気になるところですね。

最後までお読みいただきありがとう ございます
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