
十二支の呪いを受けているという草摩家に同居するようになった本田透。
住人でクラスメイトの草摩由希と草摩夾とも少しずつ打ち解けてきた。
「フルーツバスケット」アニメ第5話のあらすじと感想をお届けします。
クールで冷静沈着、だが素顔をなかなか見せない草摩由希、ぶっきらぼうだけど不器用な草摩夾、この2人が主人公本田透の明るさや優しさにふれて少しずつかわりつつある。
そしてその生活に慣れてきた透に第4話の最後で1本の電話がかかってきた。
それは・・・・・
この記事では「フルーツバスケット|アニメ5話の感想とネタバレ!透の大切な家族」と題して「フルーツバスケット」のアニメ第5話の感想とネタバレについてご紹介していきます。
目次
フルーツバスケット|アニメ5話のあらすじネタバレ
フルーツバスケット 5話感想
やはり透の健気さには泣かされます
どんなに辛い目にあわされてもじっと我慢する
しかし、透がその想いをついに吐露した瞬間には感動しました
そしてその想いに応えるかのように現れた2人のプリンスも最高です!
おじいちゃんもナイスフォローでした#フルーツバスケット pic.twitter.com/Wxus2H75jp— 悪魔のZ (@gameotolko) May 4, 2019
十二支の呪いを受けているという草摩家での生活も慣れてきたころ、透にとってショッキングな出来事が起こってしまう。
第5話「勘違いをしていました」のあらすじ
透が紫呉に話しているシーン。
おじいさんから連絡が入って・・・。
透の母親の想い出
透が母親との過去を回想する。
家で食事のしたくをしていた透。
母今日子が仕事から帰宅する。
熱あるのに寝ときなって強く言う今日子にお母さんが頑張っているのに寝てなんていられないと笑顔で答える透。
いつもありがとうと今日子がギュッと透を抱きしめる。
今日子は続ける
「でもいいんだよ、たまにはめげたって・・・わがまま言ったって・・・いいんだよ」
やかんの沸く音で我に返る透。
そして無理やり自分に言い聞かせる。
「でも大丈夫です。テントに比べれば天国みたいなものですから」
透の引っ越し
家にある食材や管理について紫呉に話して新しい住所を渡す透。
草摩の秘密はお墓に入るまで漏らしませんと透。
透のいなくなった部屋は重い空気に包まれていた。
透は子どもの頃に行ったゲーム「フルーツバスケット」を思い出していた。
他の子がフルーツの名前を付けられていく中、当時なにかと男子に意地悪されることが多かった透はひとりだけおにぎりにされた。
ひたすらおにぎりと呼ばれるのを待っていたことを思い起こしていた。
透が新しくできた家に着くとおじいさんとその娘夫婦が待っていた。
にこにこと手を振ってくれるおじいさんは透のことを「今日子さん」と呼んで従姉に透だよと突っ込まれる。
入りがたい雰囲気の中で透は心の中でつぶやいた。
(始めからおにぎりが仲間に入れるはずなかったですのに)
草摩家では紫呉が物悲しいものだねとつぶやいていた。
由希も夾も透との日々を思い返していた。
そして・・・・・
透の新生活
部屋で草摩家のことをぼんやり考えていた透。
部屋の戸がいきなりあいて従姉がぐちる。
せっかく大きな家に移ったのに部屋を一緒に使わなくちゃならないのかと不満げ。
すみませんと透が謝る。
おばに呼ばれて透が階下に降りていく。
おばから今まで男の人と一緒に住んでたのねと言われる。
興信所で調べたらしい。
なぜ興信所を使ったりしたのか質問する透。
おばは長男が警察官を目指しているから家に前科者がいたら困るからと説明。
今日子のことを悪く言う。
その後カエルの子はカエルっていうしね・・・・・と付け加える。
そこで従姉がいやらしい目つきで
「透ちゃんさあ、その家の人にいかがわしいこととかぁ、されなかった?」
と顔を近づけてきた。
透のおじいさん
その頬をたたいたのはおじいちゃんだった。
「お前らは人を愚弄することしか知らんのか?」
ときりっとした態度で言った。
そして徹のほうをみて、
「今日子さん、すまないね。悪く思わないでおくれ。根がイヤなやつらなだけなんじゃ」
と語りかける。
憤慨する叔母と怒鳴りだす従兄。
わし、何か言ったか?ととぼけるおじいさん。
おじいさんは透に向かって続ける。
それでも自分にとっては大切な家族でこの家は大切な居場所だからちょっとくらい嫌なこと言われてもがまんできる。
でも、あんたは我慢してここに居続ける必要はないんだよと優しく言う。
あわてて否定しようとする透に追い出そうとしているんじゃない、ただ今日子さんにがまんは似合わないと言っているだけだと説明してくれた。
「今日子さんは両手を広げられる場所で暮らしたほうがいきいきするって勝也もいってたからね。」
と父の名前を出した。
「もし他に行きたいところがあれば行ってもいいんだよ」
その言葉にバチがあたりますと返事をする透。
屋根がある場所にいさせてもらえてありがたい・・・・・
しかし言葉を続ける透は涙でぐしょぐしょだった。
「なのに、それなのに、帰りたい!!!草摩くんたちの家から出たことをこんなに寂しいと思うなんて!
草摩くんや夾くんのこともっと知りたかった。
ご飯を食べたり色々お話しをしたかった。
もっともっと本当は出ていきたくなかった。
草摩くんと夾くんと紫呉さんがいる家にもっといたかったです。」
涙がとまらない透。
(それはわがままですか?自分に甘い証拠ですか?)
自分自身に問いかける透の前になんと由希の姿が。
由希と夾の登場
「そうだね」と由希。
そして帰っておいでよ!と続ける。
ー少し前の時間に戻るー
草摩家では部屋の中をいったりきたり落ち着かない夾、と気が散るという由希。
透のことがもとで2りがいがみあう。
「ちょっと散歩に行ってくる」と透の新しい住所を手に家を出た由希。
その後で透の書いたメモを必死に探す夾。
紫呉は由希が持っていったよと教えて夾が飛び出していくのをムフフと含み笑いしていた。
2人はお互い文句を言いあいながら透の新しい家を探し出す。
そしてたどり着いてみると中から声がするので聞き耳をたてた。
カーテンの隙間から様子も見える。
中では透がおばの家族から嫌味を言われているところだった。
あまりのひどさに夾は連れて帰ろうぜと乗り込もうとしたが、由紀が制止する。
大事なのは俺たちがどうしたいかじゃなくて本田さんがどうしたいかなんだと。
もう少し中の様子をうかがう2人。
そして徹が「帰りたい」という言葉を発した瞬間、由紀は透の前に、今日は出遅れて庭のほうから中へ。
あっけにとられているおば家族たちに透を連れて帰ることを告げる由希。
帰るぞ!と無理やり連れだす夾。
荷物は後でとりにくるといい、従兄のおでこを思いっきりデコピンしてしりもちつかせると
「気安く透ちゃん呼ばわりするな!このゲス」と捨て台詞を残す。
3人での帰り道
透が疑問だらけの表情の中、夾は透がいなくなったとたんイライラする自分のことを話、なぜイライラするかわからないからさらにイライラするという。
お前も出て行きたくなかったら最初からそう言え!と夾が言い捨てる。
その後、静かに
「わがままは言ってもいいんじゃないの」
とポツリという。
お前の場合はたまには弱音を吐いたってわがまま言ってもいいんだよ、めげだっていいんだよ
今日の言葉に母今日子の言葉が重なり涙が止まらない透。
その手を引っ張って帰るぞと歩き出す夾と後ろから由希がもう片方の手を握って笑顔で帰ろうという。
2人に手を引かれ果報者だと思う透だった。
後に残ったおじいさんが
「元気でおやり、今日子さん」
と笑顔でつぶやく。
草摩家
お姫様強奪おめでとうと紫呉が出迎えてくれた。
後のことは何とかするから透は透らしくいてくれればいいんだよと嬉しそうな紫呉。
それにしてもあんなに取り乱した由希くんを見るのは初めてだと紫呉が楽しそうに話す。
思わず赤面しカッとなって「取り乱して何か・・・・・いない」と真顔に戻った由希に夾が「ウソつけ、未練たらたらの顔してたくせによ」と言いかけて由希にけられていた。
2人がバトルしている横で「こんな家だけどよろしくね」と紫呉。
ただいま私の新しい家族さんたち!とびきりの笑顔になる透だった。
フルーツバスケット|アニメ5話の感想
フルーツバスケット 5話#フルーツバスケット
この家族クズばかりしかいないのかと思ってたけどじいちゃんぐう聖過ぎて泣けるわ。そしてユキカッコよすぎかよ。まさにお姫様を迎えに来た王子様だな
フルーツバスケットの話とか全体的に重い話多かったけど、今までで1番よかったんじゃないかと思う pic.twitter.com/OXzpMeHMfY— ぷらむ (@plum_osaka) May 4, 2019
もう、なんなんだ~
透を取り返しにいった由希と夾がステキ!きゅんとした。(年甲斐もなく(笑))
それに夾はいつも母親今日子さんと同じセリフを透にかけてあげるっていうのが凄い!
全体的に圧倒的に由希のほうが優しくてフェミニストで透のことを守っているのに、なぜか透が欲しい言葉はいつも夾が口にする。
なかなかじれったい関係だなと思う。
あ~それにしてもおばさん家族、陰険!最悪!人間のクズ!!!
おじいさんの「根がイヤなやつら」という言葉がものすごく納得だし笑えた。
素敵なおじいさん。
まとめ
今回は「フルーツバスケット|アニメ5話の感想とネタバレ!透の大切な家族」と題して「フルーツバスケット」のアニメ第5話の感想とネタバレについてお届けしました。
透にとって、いつの間にか我が家同然に想っていた草摩家。
それに比べて血のつながりは多少あるというのに、冷たいおばの家族。
人って血のつながりだけじゃないんだなと思う。
そしていつも一生懸命明るく頑張っていた透に弱音をはいてもめげてもいいんだと言ってあげられるお母さんや草摩夾。
それは透がふだんからがんばっているからこその言葉だと思う。
きっと一生懸命じゃない人には甘ったれるなとゲキが飛びそうなお母さんだと思います。
やっぱり草摩家で暮らしてほしいと思ったらその通りになってホッとしたお話しでした。

最後までお読みいただきありがとう ございます
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