
十二支の呪いを受けた草摩家の人々と両親を亡くして一人で明るく生きている本田透との関りを描いた物語。
「フルーツバスケット」アニメ第14話のあらすじと感想をお届けします。
第13話では草摩由紀(そうまゆき)の兄草摩綾女(そうまあやめ)が紫呉の家を訪ねてきた。
兄弟の再会はそれほど感動的ではなかったものの、少しだけお互いの距離を縮められたひとときだった。
この記事では「
フルーツバスケット|アニメ14話の感想とネタバレ!紅葉の心の傷」と題して「フルーツバスケット」のアニメ第14話の感想とネタバレについてご紹介していきます。
目次
フルーツバスケット|アニメ14話のあらすじネタバレ
新フルーツバスケット14話
【紅葉の秘密と今日子さんのお墓参り】“忘れていい思い出なんて
ひとつも無いって
思いたいから…
だからホントはママにも
忘れてほしくなかった…
…だけど
これはボクのワガママだから
……
ヒミツだよ”フルバには泣かされっぱなし
#お前らガチ泣きしたシーン晒せよ pic.twitter.com/y2aGIqtjoL
— コザクラ (@ayami9071) 2020年2月9日
草摩紅葉は建物の柱の陰から女性と少女の姿を覗き見ていた。
第14話「ヒミツだよ」のあらすじ
透が母親のお墓参りに行くという。
由紀は自分もついていっていいか?と尋ねる。
嬉しそうな透。
紫呉から夾くんもお参りしてきなさいと言われ透の友達と一緒に出掛けることに。
今日子さんの一周忌
学校で魚ちゃんと花ちゃんが今日子さんの想い出を話し始める。
一周忌になるのだ。
突然現れた紅葉のことで親のどっちがドイツ人なのだろうという話になり、草摩家ではあまり両親の話をしないことに気付く透。
透の明るくふるまう姿にしんみりとなる花ちゃんと魚ちゃん。
透のバイト先
透がバイトしているのを手伝う紅葉。
透は紅葉にご両親のどちらがドイツの方なのですか?と尋ねる。
「mutty(ムッティ)」ママだよと答える紅葉。
一枚の写真を撮りだして透に見せる。
とても美しい女性が映っていた。
父親が草摩の人で妹もいるらしい。
紅葉は妹の話をする。
紅葉の笑顔
母親と妹について楽しそうに話す紅葉。
そこへ当の本人が現れた。
妹らしい女の子も一緒だ。
ところが紅葉に対して遅いから早く帰らないとお母さんが心配するわよと話しかける女性。
素直にはいと答える紅葉。
驚きながら見守る透だった。
母親と妹がその場から去っていったあと、おそるおそる紅葉に声をかける透。
紅葉は「ママは僕を忘れちゃった」と淡々という。
記憶の隠蔽なのだという。
紅葉の想い
草摩家の物の怪に憑かれた者は十月十日よりも2か月早く生まれてくる。
大好きな人と結婚して、大好きな人との子供を産んで、その子を抱いたら奇妙な動物に変化するなんて母親にとっては絶望的なことに違いないと話す。
もののけに憑かれた子供の母親は不必要なほど過保護なのか、拒絶するかのどちらかだという。
そして紅葉の母親は紅葉が生まれたときに拒絶したのだ。
母親はヒステリックになったりイライラしたり、壊れかけていたという。
そこで父親から母を助けるために紅葉のことを忘れさせようと言われたのだという。
母親の記憶の隠蔽
母親の記憶を消すために羽鳥の前で診察を受けていた母から出た言葉を紅葉は隠れて聞いていた。
記憶を消しても後悔しませんか?という羽鳥に
「私の人生の最大の後悔はあの生き物を自分の身体から出したことよ!」
そして僕はママの記憶から消えちゃったという紅葉。
ママはぐんぐん元気になった。
そして2か月後には笑えるようになっていた。
父と母と妹のももが手をつないで帰っていく様子を窓越しにながめながら紅葉は淡々と話す。
僕はママを助けてあげられたのかな?
紅葉の気持ちを思いやって涙が止まらない透。
紅葉は話し続ける。
紅葉の願い
どんなにつらい思い出だとしても、しっかり背負って生きていきたいという。
わすれたいと願いたくなる想い出でも、ちゃんと背負って逃げないで頑張ればいつかそんな思い出に負けない自分になれるから
忘れていい思い出なんて一つもないって思いたいから。
だから本当は母親にも忘れてほしくなかった。
これは僕のわがままだから・・・・・
話し終えた紅葉は透に笑顔で「ヒミツだよ」という。
思わず紅葉に駆け寄って抱きしめウサギになった紅葉に声をかける。
私も信じています。
どんな思いでもこの胸に抱いて信じていきたい。
自宅では夾が由希に向かって自分も墓参りに行くからなと話していた。
墓参り
良く晴れた日母親の墓参りに出かける透と友達。
特攻服で現れた魚ちゃんは、今日子さんからもらったものだと自慢する。
お墓に着くと先におじいさんが来てくれた様子だった。
父親を亡くし、その後母親まで亡くした透がなぜこんなにも明るく笑っていられるのだろうと不思議に思う由紀だった。
由紀と魚ちゃんと透はお墓のお花を飾っていた。
少し離れたところで夾が花ちゃんに話しかける。
霊が見えるのか?と。
霊は見えないし、霊と電波は全く違うものだと説明する。
花ちゃんは、生きているものの電波が一番強いという。
そして夾に向かって
「あなたはどうしてそんな悔いた気持ちで墓前にいるの?」
と尋ねた。
ハっと驚いた表情の夾。
その後、5人で墓の前でお弁当を広げて話をし、解散する。
3人で帰る後ろ姿に魚ちゃんはいい雰囲気になってきたと話すが、花ちゃんはあの二人は何かしら暗い思念が渦巻いているという。
恋愛関係になることもあるかな?と魚ちゃんが話すとイヤだわ。透くんがお嫁に行くなんてと話が飛躍する花ちゃんだった。
夾一日を振り返り、思い浮かべた母に、あのおふたりがいつもお世話になっている由紀くんと夾くんですと心の中でつぶやく。
自分は今楽しく暮らしているから安心してくださいねと笑う。
いつしか縁側で眠ってしまった透にブツブツ話しかけていた夾だったが、透の眠っている耳元に「ごめんな」と小さくつぶやいた。
それを部屋の端で偶然見ていた由紀は目を見開いていた。
フルーツバスケット|アニメ14話の感想
フルーツバスケット 14話#フルーツバスケット
紅葉の過去がもう…実の母から「奇妙な生き物」とか「体から出してしまった」とか言われた挙句忘れられるって辛すぎるやろ
透の帽子を見て由希は何を思ったか、そして夾の「ごめんな」っていう言葉の意味とは…? pic.twitter.com/Brd7qbVyZa— ぷらむ (@plum_osaka) 2019年7月8日
うわあ~泣けるよ!泣けちゃう!!!
紅葉が可哀そうすぎて切ないね・・・・・。
愛されたという記憶すらないなんてひどすぎるよね。
それと、最後のシーン。
由紀が見て驚いたのはあきらかに夾と透のシーンだよね?
あれって、遠くから見たら夾が透にキスしてるみたいじゃん。
それにしても「ごめんな」ってどういう?どういうこと?
まとめ
今回は「
フルーツバスケット|アニメ14話の感想とネタバレ!紅葉の心の傷」と題して「フルーツバスケット」のアニメ第14話の感想とネタバレについてお届けしました。
今回のお話しは涙なしでは見られないつらく切ないお話しでした。
いつも明るく無邪気な紅葉が抱えた心の傷がぐさっと刺さるようなお話しでしたね。
透の帽子を見て何かのシーンを思い浮かべた由希と透に「ごめんな」ってささやく夾・・・・・ふたりとも何かを知っているような隠しているような???
謎だらけの最後でした。
これは今後が気になるところですね。

最後までお読みいただきありがとう ございます
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