新しい家を建てたときに贈られる新築祝い。贈られた側は、お祝いの気持ちがうれしいものですよね。しかし忘れてはならないのが、内祝いとなるお返しです。
新築祝いのお返しは、品物を贈るだけではなく、感謝の気持ちを込めたメッセージも添えるのが望ましいでしょう。
この記事では、新築祝いのお返しに添えるメッセージについて解説しました。メッセージに書く内容とともに、例文も複数紹介しています。
お返しをするタイミングやマナーについてもまとめていますので、参考にしてください。
お返しのタイミングとマナー
新築祝いのお返しは、お祝いを受け取った後、できるだけ早めに行いましょう。引っ越し後1ヶ月以内が望ましいとされています。
お返しをする際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- お返しの品物は、相手にとって喜ばれるものを選ぶ
- お返しの品物には、手紙やカードを添える
- 郵送する場合は、事前に連絡しておく
お礼のメッセージに書く内容は?
新築祝いのお返しには、手紙やカードを添えることで、相手に感謝の気持ちを伝えることができます。以下は、お返しのメッセージを書くときのポイントです。
感謝の気持ちを伝える
まずは、相手への感謝の気持ちを伝えましょう。例えば、「素敵なプレゼントをありがとうございます。」や、「温かいお祝いの言葉に感謝しています。」など、具体的な表現を用いて感謝の気持ちを伝えます。
新居での生活に触れる
新居の様子を報告しましょう。その際、頂いた贈り物をどのように使っているかについて触れるのもおすすめです。「頂いたプレゼントで、新しい部屋の中が一段と華やかになりました。」といった具合に報告するとよいでしょう。
今後のお付き合いについて伝える
今後のお付き合いについても触れましょう。たとえば、「お互いに素敵な家づくりを楽しみましょう。」「近くにいらしたときは、ぜひわが家へ寄ってくださいね」など、相手との関係を深める言葉を添えることで、良好な関係を築くことにつながります。
再度お礼を述べて締めくくる
メッセージの最後に再度お礼の気持ちを伝えたうえで、丁寧な言葉で締めくくるりましょう。「改めて、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」など、相手に気持ちよく読んでもらえるような言葉で結びます。
おすすめのメッセージ例文
新築祝いのお返しにふさわしいメッセージの一例を見ていきましょう。以下に、新築祝いのお返しに添えるメッセージの例文を3つ紹介します。
例文1: 上司へのメッセージ
会社の上司に向けて、新築祝いのお礼のメッセージを書く場合は、社交的な言葉遣いや敬語を使い、上司という立場を尊重した文章でまとめましょう。
拝啓
この度は、新築のお祝いをいただきありがとうございました。
ご厚意に心より感謝申し上げます。
新居での暮らしは、これまで以上に心地よく過ごせております。
お忙しい中、ご心配いただき本当にありがとうございました。
今後もより一層、仕事に打ち込んでまいりますので、引き続きご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、書中をもってお礼申し上げます。
敬具
例文2: 友人へのメッセージ
親しい友人へのお礼は、新しい生活への期待や感想を自然な言葉で記しましょう。自分自身の近況や近い将来の予定など、親交を深められるような一文も書き添えます。
先日は、新築のお祝いありがとう。
新居は、やっと自分たちらしいスタイルで暮らせる空間となりました。念願のリビングには、大きなソファーを置いてゆったりと過ごす時間が増えました。
お祝いにいただいたキッチングッズのおかげで、毎日たのしく料理をしています。最近は仕事が忙しくなってきていますが、来月は久しぶりに地元に帰る予定です。お互いの近況などお話できたら嬉しいです。
また会えるのを楽しみにしていますね。
例文3: 親戚へのメッセージ
親戚へのメッセージは、それほど堅苦しい文面になる必要はありません。自然な文章でかまいませんが、相手が目上の人の場合は失礼のないような文面を心がけましょう。
家族やペットの近況、親戚との関係性などを書き添えるのもおすすめです。
拝啓
この度は、新築のお祝いをいただきありがとうございました。
新しい家では家族と過ごす時間も増え、いつも笑い声が絶えません。
子どもたちは、広いリビングで遊びまわっています。愛犬も、庭でのんびりと過ごせるようになりました。
機会があれば、ぜひ遊びに来てくださいね。
またお会いできることを楽しみにしています。
敬具
まとめ
新築祝いのお返しには、手書きのメッセージカードを添えましょう。内容はシンプルでも構いません。感謝の気持ちを伝えることが大切です。
お返しのタイミングにも注意してくださいね。新築祝いのお返しは、相手との関係を深める絶好の機会でもあります。
今回紹介したポイントを参考に、心温まるメッセージを書いて、お返しと一緒に贈りましょう。
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