新築祝いのお返しに「何を贈ったらいいのだろう」と、迷う人は少なくありません。
喜ばれるものをお返ししたいけど、相手の好みがわからないというとき、「商品券なら相手が好きなものを買えるのでは?」と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
今回は、新築祝いのお返しとして商品券を贈る場合の注意点や、おすすめの商品券をご紹介します。
新築祝いのお返しに商品券を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
新築祝いのお返しに商品券は失礼?
新築祝いを頂いた場合、新居のお披露目として家に招待したのであれば、それを新築祝いのお礼と考えます。別途新築祝いのお返しを用意する必要はありません。
新居のお披露目に招待できなかった場合は、お返しが必要になります。その際、商品券を贈ること自体はマナー違反になりません。
ただし相手が職場の上司や目上の親戚の場合は、商品券だと相手に不快感を与える可能性があります。相手の立場や関係性を考慮したうえで、お返しを商品券にするかどうかを判断しましょう。
新築祝いのお返しに商品券を贈るメリット
新築祝いのお返しとして、商品券を贈るメリットは以下の通りです。
- 相手が好きな品物を選べる
- お返しを選ぶ手間が減る
- 相手の好みに合わせて贈ることができる
それぞれ具体的に見ていきましょう。
相手が好きな品物を選べる
商品券は、贈られた人が自分で好きなものを選べるのが魅力です。自分で選ぶことで、必要なものを手に入れられます。
お返しを選ぶ手間が減る
新築祝いのお返しを考えるとき、何を贈ったらよいか迷うことがあります。しかし商品券を贈ることで、贈る側の手間を大幅に減らすことができます。
相手の好みに合わせて贈ることができる
商品券は種類が豊富なので、相手の趣味やライフスタイルに合わせて選ぶこともできます。
新築祝いのお返しに商品券を贈るデメリット
新築祝いのお返しに商品券を贈る場合、以下のようなデメリットが考えられます。
- 意味が薄いと思われる場合がある
- 相手に金額がわかってしまう
- 利用できる店舗や期限に制限がある場合も
意味が薄いと思われる場合がある
人に贈るものは、「直接選んで渡すことで思いが伝わる」と感じる人もいます。人によっては、商品券だと贈り物の意味が薄れると感じる可能性があるでしょう。
相手に金額がわかってしまう
商品券は、贈った相手に金額がはっきりとわかってしまいます。金額が明らかに安い場合、相手に対する配慮が足りないと感じられるかもしれません。また金額が高すぎる場合も、相手に不快な印象を与えることがあります。
利用できる店舗や期限に制限がある場合も
商品券には、利用できる店舗や期限に制限があるものがあります。相手が利用しやすい店の商品券か、期限内に利用できるかを事前に確認することが大切です。
新築祝いのお返しにおすすめの商品券
新築祝いのお返しに送る商品券は、贈られた相手が楽しめるようなものを選ぶのがおすすめです。相手の好みやライフスタイルに合わせた商品券を贈りましょう。
ここでは、新築祝いのお返しにおすすめの商品券を紹介します。
- ホームセンターや家具店の商品券
- デパートや百貨店の商品券
- ギフトカード
- レストランの食事券
- 旅行券
- 映画館の商品券
ホームセンターや家具店の商品券
家具や家電製品、インテリアグッズなど、ホームセンターや家具店で使える商品券は、日常的に必要になるものなので喜ばれるでしょう。
デパートや百貨店の商品券
デパートや百貨店の商品券は、ファッションアイテムや美容グッズ、食品やお酒など、幅広いジャンルの商品を選ぶことができます。また、高級ブランド品なども扱っているためのでおすすめです
ギフトカード
ギフトカードも多くの種類があり、相手の好みに合わせて選べます。コンビニエンスストアやAmazonなどのギフトカードも使いやすく喜ばれるでしょう。
レストランの食事券
外食で楽しいひと時を過ごせるレストランの食事券も、お返しとして人気があります。おしゃれなカフェやいつもはいかないようなレストランで使える食事券などがおすすめです。
旅行券
旅行券もお返しとして喜ばれます。非日常感を楽しめる旅行券は、感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
映画館の商品券
お返しをする相手が映画好きなら映画館の商品券もおすすめです。相手が自分の好きな映画を鑑賞できる映画館の商品券なら映画好きの方にピッタリです。
新築祝いお返しに商品券を贈る時の注意点
新築祝いのお返しとして商品券を贈るのであれば、いくつか気を付けたいポイントがあります。
主な注意点は以下の通りです。
- 金額の相場
- 有効期限
- 渡すタイミング
- お礼状を添える
各項目について詳しく見ていきましょう。
金額の相場
新築祝いのお返しとして商品券を贈る場合、金額の相場に合わせて用意しましょう。一般的には、頂いた金額の1/2~1/3ほどが相場とされます。
有効期限
商品券には、有効期限が設定されている場合があります。有効期限が短いものは避けましょう。
渡すタイミング
新築祝いにお返しを贈るタイミングは、相手のスケジュールや都合を考慮して決めましょう。相手に都合の良い日時を確認しておくことが大切です。
お礼状を添える
商品券を贈る際には、お礼状を添えると好印象です。手書きのお礼状で、感謝の気持ちを伝えましょう。
具体的なメッセージの書き方は、下記の記事でも紹介しています。
【参考記事】
⇒新築祝いのお返しに!メッセージカードの書き方【例文あり】
郵送する場合
商品券を郵送する場合は、宅急便や現金書留などは利用できません。郵便局で書留やレターパック、ゆうパックなどを利用して郵送しましょう。
まとめ
新築祝いのお返しに商品券を贈ることは、消したマナーに反することではありません。相手のライフスタイルや好みも踏まえて選ぶことで、喜ばれるお返しになることでしょう。
今回紹介した、お返しに商品券を贈る時の注意点も参考にして、お礼の気持ちをしっかりと伝えてくださいね。
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